探偵の仕事や活動はどのようなものなのか

世間には「探偵」という職業があります。

小説やドラマ、アニメや漫画でご存知の方も多いかと思いますが、決して創作の世界だけに登場しているわけではなく実際に存在しています。

職業として探偵があるということをご存知の方でも、探偵がどんな仕事や活動をしているかはよくわからないのではないでしょうか。

1.依頼者は主に民間人

創作の世界の探偵は、殺人事件の謎を解いたり、悪人に立ち向かう設定となっているケースが多いように思いますが、こういった刑事事件を解決したり悪人の罪を裁くのは警察や検察といった公的機関の仕事です。

探偵の主な依頼者は民間人であり、依頼内容もいわゆる民事トラブルが中心となります。

2.探偵も民間人

探偵事務所は公的機関やボランティア活動、非営利法人などではなく、営利法人もしくは個人事業の形態でのみ行われています。

多くの企業や商店などと同じく営利事業を行っているのが通常であり、探偵として活動しているのも完全な民間人のみです。

収益は依頼者からの報酬(依頼料)、または他の探偵事務所の下請け報酬となります。

3.探偵の仕事内容

探偵が行う仕事の核は「調べること」または「情報を得ること」です。

裁判で使用できる「証拠を収集すること」も上記に加わります。

一般的にこれらを総称して「調査」と言うことが多いです。

主な業務の流れは以下のようになります。

㈰相談を受ける→㈪面談にて調査契約を締結する→㈫契約した調査を行う→㈬結果を依頼者に報告する→㈭依頼者から報酬を受け取る相談がなければ依頼は発生せず、依頼がなければ調査を行うこともなく、報酬も受け取ることはありません。

ビジネスの観点で言うとまず「相談を受ける」システムがなければ仕事が成立しないことになります。

4.探偵に必要な技能

全くの新人として探偵となった場合、最初に習うことは「尾行」「張り込み」「撮影」「聞き込み」の技術です。

経験を積んで探偵の業務内容がつかめてきたら、相談や契約といった依頼者と直接関わる業務も行えるようになるでしょう。

尾行現場の経験を積むことによって現場の調査計画が立てられるようになり、依頼者から相談を聞いた時に的確なプランを提示できるようになります。

また、証拠収集についての相談を受けた場合は、調査を実行する上で法的な知識も必要となるでしょう。

さらに様々な依頼に応え調査として実行できるようになるには、一般的な探偵業務では得られない広範な知識と経験が必要となると言えます。

5.どんなことが依頼されるか

上述の通り、探偵に依頼される内容は「調べること」「情報を得ること」「証拠を収集すること」に関係します。

代表的なものとしては「浮気調査」が挙げられます。

尾行・張り込みによって配偶者が浮気をしていないかを調べ、浮気していた場合はその証拠を収集し、浮気相手の情報を得ます。

この場合の依頼者の目的は、浮気の証拠を得ることによって「離婚請求」「慰謝料請求」などを行うことです。

他にも「素行調査」「結婚調査」など、尾行・張り込み・撮影・聞き込みを用いて結果を出せる調査が依頼されます。

6.探偵事務所を開業するには

探偵事務所は事務所(自宅)を管轄する警察署に探偵業の開業届を提出するだけで開業できます。

これは「探偵業法」という法律に定められていることなので必須の手続きですが、開業のハードルは極めて低いと言えます。

しかし、開業することと営業することは全くの別物なので、計画や資金に加え、経験や実力もなければ営業を続けていくことは困難となるでしょう。

いきなり自分で開業しなくてもどこかの探偵事務所に従業員として所属することもできます。

尾行・張り込みなどと聞いて「探偵の仕事って面白そう」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実際のところは地味で体力的・精神的にきつい仕事が多く、探偵だからと言って特別な権限があるわけでもないので、辛くても興味が継続できる人ならやってみる価値はあるかもしれません。

この点については他の仕事も同じなのではないでしょうかね。

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